3にんのおんがくか
3人の音楽家のお話。
音楽が大好きな3人はいつでもどこでも音を奏でています。
3人の奏でる音は、人、モノ、生きものたちを幸せにさせる不思議なチカラがありましたが、ある日大きな怒りや負のパワーを前にした3人は、何もわからなくなり、気持ちも大きく揺らぎ、しだいに人・モノ・生きものたちも3人から離れていってしまいました。
何が正しくて、何が正しくないのかわからない3人は、くる日も来る日も音を奏で続けるしかありませんでしたが、真っ白に降り積もったある雪の日、静かに流れる音に、ふと明るい未来が見えて、人、モノ、生きものたちも少しづつ穏やかな気持ちになれた気がしました。
3人からのささやかなクリスマスプレゼントでした。
お子様に読み聞かせいただきながら、大人の方々にも読んでもらいたい、そんな絵本です。
定価1,650円(10%税込) 2020年12月3日発売 ISBN:978-4-909701-46-6 A4変型判(210mm×260mm)/48ページ
1968年、大阪府生まれ。青山学院大学卒業。広告制作会社でイベントをプロデュースする中、大学在学中よりイラストレーターとして雑誌、書籍、Webサイト等の挿絵や漫画を多数執筆。同時に自作品を 手書きやデジタルで制作し個展等で発表。 音楽家である3にんのキャラクターは、2010年にデジタルアート作品で誕生したが、ストーリーをつけた絵本としては今回が初の作品。 |
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