●海水魚を飼うときに熱帯魚と最も違うところは飼育水が海水というところです。また、小型水槽でも十分飼育は可能ですが、海水魚、特に無脊椎動物は水温をはじめ水質の急な変化に弱いので比較的大型の水槽設備でクーラーをはじめ水質をコントロールできる専用の器具類を用意する場合が多い様です。 ①水槽:小型の水槽セットでも飼育生物の種類・大きさ数などに気をつければ飼育は可能ですが、できれば大型水槽のオーバーフロー加工の施された水槽を用意するほうがより良いでしょう。 ②人工海水:淡水に適量を溶かすだけで海の水を作ることの出来る人工海水が各メーカーから販売されています。最近では海洋深層水などの天然海水も定番となってきました。 ③比重計:人工海水を溶かすとき適切な海水濃度になっているかを計る器具。プラスチック製の比重計、ガラス製のボーメ計などがあります。 ④濾過槽・フィルター:小型水槽では海水に対応した外掛け式や外部・上部フィルターなどでOKです。 大型のオーバーフロー水槽では、それに対応した濾過層が必要です。また、インテリア性も考慮して水槽台はキャビネット台を用意すると、より海水魚飼育を楽しめます。 ⑤クーラー:海水魚や無脊椎は夏場の高水温に弱いので水槽用クーラー(小型水槽の場合はクールファン)など高水温を回避する為の器具が必要となってきます。 ⑥照明:照明灯具は、蛍光灯、メタルハライドランプ、LEDなどいろいろなものが販売されています。水槽の大きさや飼育生物にあわせ適切な照明を選びます。 ⑦底砂:海水魚飼育の場合、砂はサンゴ砂を使用する場合がほとんどです。サンゴ砂は主に自然界のサンゴの骨格が砕けて砂状になったもので、炭酸カルシウムが主成分で、水質が酸性側に偏ると溶け出して弱アルカリに保つ作用があります。 飼育システムにより飼育層の砂の厚さは異なります。 また、粒の大きめのサンゴ砂は濾材としても使われます。
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