はじめての熱帯魚

熱帯魚とは
熱帯魚というと南の海の色鮮やかな魚を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし「熱帯魚」とは主に熱帯地域の河川・湖原産の淡水魚をさし、海水魚(熱帯系海水魚)とは区別しています。

熱帯魚飼育のために用意するもの

熱帯魚飼育のために用意するもの  
1. 水槽
ガラスやアクリル製、プラスチックなどいろいろな素材のものがあります。形状や大きさも様々で飼育する魚や置き場所に合わせて選びます。
2. 照明器具
様々な形態の照明器具が販売されています。蛍光灯器具が主流ですが、最近は消費電力の少ないLEDをはじめ、目的に合わせいろいろな製品が販売されています。
3. 保温器具
寒い冬の時期に水温を25℃前後に保つ為にヒーターとサーモスタットが必要です。
また、暑い夏の時期には30℃以上の高水温になるのを防ぐため専用のファンやクーラーなどもあります。
4. フィルター
飼育水をきれいに保つための器具です。
5. 水温計
水温が適正か常に確認します。
6. その他
水槽の底に敷く砂利、岩や流木などのアクセサリー、塩素中和剤などの水質調整剤、ゴミなどをすくうためのネットなど
ペットショップに行くと様々な大きさ形状の水槽や器具類が販売されています。はじめて熱帯魚を飼う方は必要な器具がすべてセットになっている熱帯魚セットが販売されていますので、これをご用意することをお勧めします。インテリア性に優れた商品も数多く用意されています。ショップの店員さんに相談して、置き場所や飼いたい魚に合わせ選びましょう。

熱帯魚の選び方

熱帯魚を選ぶときは、ヒレや体に傷や白い斑点のような異常はないかを、よく見て元気なものを選びます。さらに特に大型魚を飼育する場合、将来大きくなった時に、ちゃんと飼育出来るかどうかも考慮しましょう。また、ほかの種類を混泳する場合は、魚の種類によって最適な水質や魚の大きさ、性質なども様々なので組み合わせには十分注意しましょう。

水槽をセットしよう!

水槽をセットしよう!  
1. 水洗い
水槽や底砂をよく洗います。
※但し、ソイル系は洗いません。
2. 砂を入れる
決めてある水槽の置き場所に(安定した台の上)に水槽を置き、洗った砂を入れます。流木や岩などのアクセサリーも配置を考えて砂の上に置きます。
3. 水張り
砂を舞い上がらせないように注意しながら水を注ぎます(特にソイル系の底床を使うときは注意)。6~7割くらい水を入れたら、水温計をセットし、お湯を入れて水温を調整し25~26℃位に調整します(飼育する生物によって多少違うので確認する)。
水量が8~9割くらいになる様にして、中和剤を規定量入れます。
最後にサーモスタット&ヒーターをセットし作動を確認します。
4. 最後に
買ってきた水草を水道水で良く洗浄してから植え込みます。※ヒル、ヒドラ、プラナリヤやモノアラガイなど害虫の進入を防ぐため。
フィルターをセットします。フィルターの作動を確認して、不足している水を足し、ガラスのふたをして、照明器具をセットします。
最終的に、もう一度水温と全ての飼育器具が正常に動いているか確認し、セット終了です。
セットしたての水槽には濾過バクテリアなどの活着がないため、水質が安定しません。魚は1週間くらい稼働させてから入れるようにします。
※水槽の立ち上げを早くするための、バクテリア商品も各種販売されています。

魚を入れよう!

魚を入れよう!  
いよいよ魚を水槽に入れます。
その前に、最後の確認
・水はきれいに澄んでいますか?もし、白濁しているようであれば水換えなどが必要になってきます。
・水温は25~26℃になっていますか?(飼育する魚によって多少適温が違います)
・フィルターやエアポンプ、照明その他器具類は正常に作動していますか?他に異常は見られませんか?
問題がなければ、いよいよ魚を入れます。
1. 温度合わせ
ペットショップで買ってきた魚はすぐに水槽に入れずに、ビニール袋に入ったまま水槽に30分くらい浮かべます(この時、水槽から水があふれ出ないように注意)。これは、持ち帰った時の水温と水槽の水温の差を無くし魚のストレスを軽減するためです。
2. 水合わせ
次に、バケツなどにビニール袋から水ごと魚を入れ、そこに水槽の水を少しずく加えます。魚に水質の急変によるショックやストレスを与えないためです。
3. 魚を入れる
いよいよ魚を水槽にいれます。ネットで優しくすくって、そおっと水槽に放しまてあげましょう。水槽の水の量を確認して、魚たちの泳ぎを確認して終了です。
さあ!これであなたもアクアリストの仲間入りです。

エサの与え方。日常管理

エサの与え方。日常管理  
エサの種類と与え方
1. エサの種類
エサは大きく分けてイトミミズなどの生き餌、生き餌を洗浄・消毒し使いやすい形で冷凍した冷凍フード、生き餌をフリーズドライし容器に詰めた乾燥フード、人工的に各種素材をバランス良く配合した人工フードの四つのグループに分けられます。手軽で使いやすいのは人工フードです。魚の種類に合わせ様々な専用フードも用意されています。
2. エサの与え方
エサは1日2~3回程度、一回に2~3分ほどで食べ尽くす量を与えます。エサが残ると腐敗して水質を悪化させ病気の原因となります。
日常管理
1. コケ取り
水槽をセットして1~2週間するとガラス面に茶色または緑色のコケが生えてくることがあります。コケ取り専用器具が販売されていますのできれいに掃除します。
2. ゴミ取り
エサの残りや枯れた水草の葉、残念ながら死んでしまった魚を見つけたらネットですくって取り除きます。
3. フィルターの掃除
必要に応じフィルターの濾材、特にマットなどを洗浄または交換します。